2カ月ぶり“個人戦”はトリプルボギーも 西郷真央は8打差で最終日へ「攻めるゴルフを」

<アニカ・ドリブン by ゲインブリッジ at ペリカン 3日目◇15日◇ペリカンGC(フロリダ州)◇6349ヤード・パー70>

「67」「70」「67」とまとめ、西郷真央はトータル6アンダー・15位タイで最終日へ入る。個人戦としては競技不成立となった9月「ウォルマートNWアーカンソー選手権」以来の戦い。今季7度目のトップ10フィニッシュに向けて、着実に歩みを進めている。
「ティショットはこの3日間で一番安定していた。ミスというミスがなかったのでそこもよかった」とフェアウェイキープ率は100%。それを生かしてチャンスをつくり、コツコツと6つのバーディを奪った。

ただ、喫した3つのボギーは“3パット”によるもの。最難関2番ではグリーン手前のくぼ地からパターを選択し、「(傾斜を)上がってから思ったよりも伸びなかった」と2メートルショートし、パーパットが入らなかった。「ロングパットの距離感が、この特徴的な芝で合わないのもあった」というのが反省点。ただ、3アンダーは及第点には間違いない。

2日目には折り返し直前の18番で、トリプルボギーを叩いた。グリーン奥からのアプローチがカップを越えて、そのまま向こうの池につかまるなど、ミスが重なった格好。それがなければ…とつい、タラレバも考えてしまうが、上位フィニッシュを狙える位置につけている。

「きょうみたいにティショットでフェアウェイキープできたらチャンスも増える。チャンスメークして、ボギーを打たないようなマネジメントをしたい。トップとの差がかなり開いているので、攻めるゴルフができたら」。首位との8打差をひとつずつ、丁寧に、最後まで追いかけたい。(文・笠井あかり)

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