古江彩佳はフロリダ“前哨戦”で予選落ち「どうしようもない体の状態」

<アニカ・ドリブン by ゲインブリッジ at ペリカン 2日目◇14日◇ペリカンGC(フロリダ州)◇6349ヤード・パー70>

厳しい表情を浮かべたまま、古江彩佳は最終18番のグリーンを下りた。1アンダー・18位でスタートした2日目に、4バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの「73」を叩いた。トータル2オーバーでカットラインに1打及ばず、今季5度目の予選落ちとなった。
「どうしようもない体の状態だった。朝からそうは思いたくはなかったけれど、練習場から(体の動きが)あまりよくなかった」。距離が短い1番から連続ボギー発進。要所でしっかりとバーディを奪っていくが、じわりじわりとスコアを落としていくことになった。

10番ではダブルボギー。11番からの連続バーディで立て直したが、パーオンを逃した14番パー5をボギーとしてカットラインをまたぎ、戻ってこられなかった。「耐えたかったというのも多かったけれど、どうしようもない方にいってしまった」と、淡々と振り返る。

この秋は日米共催「TOTOジャパンクラシック」を含めて日本で4試合、マレーシアと韓国で1試合ずつと、アジアでのプレーが続いていた。結果的に、ひさしぶりのアメリカらしいバミューダ芝に手を焼いた。ただ、来週の最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」も同じようなシチュエーションになることは確かだ。

「このフロリダの芝を練習できたと思って。来週は予選落ちもないので、4日間、悔いなく終わりたい」。シーズンの締めくくりに向けて、改めて気を引き締めた。(文・笠井あかり)

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