豊田スタジアムに“凱旋”した菅原由勢「やっぱり特別」 選手紹介でも大歓声「『俺の時、沸いといて』って練習させていたので(笑)」

 愛知県豊川市出身、名古屋グランパスの育成組織を経て、名古屋でプロキャリアをスタートさせたDF菅原由勢が豊田スタジアムに帰ってきた。

 日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でガーナ代表と対戦し、南野拓実と堂安律の得点で勝利を収めた。68分からピッチに立った菅原は「友達も来ていましたし、雰囲気も懐かしいものがありました。もちろん競争がある中ではありますけど、まずはサッカーを全力で楽しんでいる姿を家族、友達も見たかったと思うので、楽しくやれたと思います」と充実した表情で振り返った。

 キックオフ前の選手紹介でも菅原の名前がアナウンスされると、一際大きな歓声が上がっていた。「『俺の時、沸いといて』って練習させていたので(笑)。けど、嬉しいですよ。地元帰ってきたなと思います」と菅原。「国立(競技場)や大阪でやる時よりも、自分のタオルやユニフォームを持ってる姿がちょっとだけ多く見えたので、地元感はありましたね」と続けた。

 日本代表の選手として豊田スタジアムのピッチに立つのは、2023年6月に行われたエルサルバドル代表戦以来2回目。「やっぱり特別」と菅原は話す。「子どもの時に何回か日本代表戦を観に来たこともあったので、自分がプレーする側になるとやっぱり感慨深いものはあります。まだまだパフォーマンスは出せなかったですけど、次は出せるように。子どもたちに何か感じてもらえるように頑張っていきたい」と力を込めた。

【ゴール動画】南野拓実&堂安律のゴールでガーナを下す

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