C・ロナウドが肘打ちで一発退場…W杯出場をかけたアルメニア戦欠場へ 本大会にも影響の可能性

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア)に対する処分に注目が集まっている。

 ポルトガル代表は、FIFAワールドカップ26欧州予選・グループFの第5節で敵地にてアイルランド代表と対戦し、0-2で敗北。ワールドカップ出場を決めることはできなかった。C・ロナウドはこの試合の61分、敵陣のボックス内でアイルランドのダラ・オシェイの背中に肘打ちをしたとして、主審からイエローカードを提示された。しかし、オンフィールドレビューの末に当初のイエローカードからレッドカードへと判定が変わり、一発退場となった。

 ポルトガル代表としては初めてレッドカードを提示されたC・ロナウド。ワールドカップ出場権がかかるアルメニア代表戦は、出場停止処分によって欠場することがほぼ確実となった。

 FIFAの規定によると、ワールドカップ予選中に下された出場停止処分は本大会にも引き継がれることになっている。また、FIFAの規定では「重大な反則行為には最低でも2試合の出場停止」を科すと定めており、「肘打ち、殴打、蹴る行為、噛みつき、唾吐き、相手選手や審判以外の人物に対する接触行為を含む暴行」には、「最低3試合または適切な期間の出場停止を科す」とされている。

 仮にC・ロナウドに対して2試合から3試合の出場停止処分が下され、ポルトガルがアルメニア戦で本大会出場を決めた場合、グループステージの1試合から2試合を欠場することになる。同様に、ポルトガルが欧州予選のプレーオフに回った場合は、そのプレーオフで1試合から2試合を欠場する。

 なお、現在40歳のC・ロナウドは、FIFAワールドカップ26について「もちろんそうだ。僕は41歳になるし、大きな大会ではそれがちょうど区切りの時期だと思う」と、自身にとって最後のワールドカップになる可能性を語っていた。

【ハイライト動画】C・ロナウドが退場… アイルランド代表vsポルトガル代表

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