逃した魚は大きかった? 元スカウトがマンUのカレーラス放出を批判「彼を見捨て…」

 今年7月、スペイン人DFアルバロ・カレーラスはユース時代を過ごした古巣のレアル・マドリードに完全移籍の形で復帰した。今季が開幕すると、カレーラスはレアル・マドリードのレギュラーサイドバック(SB)に定着。強靭なフィジカルを武器に左サイドで躍動している。

 ベンフィカで頭角を現し、今ではレアル・マドリードの左SBとして脚光を浴びているカレーラス。2020~2024年にかけて同選手を保有していたマンチェスター・ユナイテッドからすれば、2024年7月に下したベンフィカへの放出という決断を後悔しているかもしれない。

 スペイン紙『マルカ』が現地時間13日に伝えたところによると、2017年から約7年間マンチェスター・Uでスカウトを務めてきたピオトル・サドフスキ氏は、カレーラスの処遇についてクラブが間違いを犯したと考えている模様だ。

「カレーラスは2020年に16歳でユナイテッドに加入した。彼は非常に勤勉かつ野心的な若者で、言語もすぐに習得したんだ。私は彼と個人的に会ったことがあるから、そのことはよく知っている」

 同氏は「当初、彼のキャリアは順調だった」と指摘。「(2022年7月)プレストン・ノースエンドにローン移籍し、そこで高い評価を得ていたが、その後ユナイテッドは彼を見捨て、安い移籍金でベンフィカに売却した」と、クラブの方針を批判した。

「彼はワールドクラスの選手だ。世界最高、あるいは世界屈指の左SBになる可能性は非常に高い」と断言するサドフスキ氏。長年の低迷に苦しむマンチェスター・Uが逃した魚は大きかったのかもしれない。

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