複数失点続く中で渡辺剛「守備の責任」、新たなGK陣にも言及「誰が出てもクオリティが高い」

 日本代表は13日、14日に迫ったキリンチャレンジカップ2025 ガーナ代表戦に向け、会場の豊田スタジアムで公式練習を行った。

 ケガ人が多く出ている最終ラインにおいて、9月、10月の活動4試合で3試合にフル出場した渡辺剛。しかし、チームは9月のアメリカ代表戦、10月のパラグアイ代表戦、ブラジル代表戦と3試合連続で2失点を喫している。「(複数失点が)アメリカ戦から続いていることは事実ですし、自分たちとしては失点少なく試合を運びたい中で、複数失点をしているのは守備の責任だと思います」と語る渡辺。「見直さないといけないところだと思っていた」と語り、「続いている失点を繰り返さないことと、次の試合はゼロで抑えたい」と、ガーナ戦はクリーンシートを目指したいと意気込んだ。

 9月は板倉滉、瀬古歩夢と3バックを形成し、10月のパラグアイ戦は瀬古と鈴木淳之介、ブラジル戦は谷口彰悟と鈴木と3バックを形成し、ポジションも中央と右と様々なポジションでプレーしている。渡辺は「正直、右も真ん中もできますけど、ずっと真ん中でやってきたので、ブラジル戦でも久々に右センターバックをやって慣れないところもありました。自分の中ではできる感覚はあるので、どっちでも大丈夫」とこだわりはないとのこと。コンビを組む選手が変わることについては「みんな能力が高い選手だし、特徴もわかっているので大丈夫。日本代表はそういう場でもあると思っていますし、合わせられる能力も大事なのかなと思います」と、代表チームの宿命でもあると語った。

 また、今回は正守護神でもあるGK鈴木彩艶が不参加となり、2番手でもあった大迫敬介も天皇杯の影響で招集外に。今回は早川友基、小久保玲央ブライアン、野澤大志ブランドンが招集されたが、3人合わせて1キャップしかない中で、新たな挑戦となる。渡辺は「どこのチームでも結果を出してきている選手が来ていると思いますし、誰が出てもクオリティの高いプレーができるのが日本代表だと思っている」と語り、「今までは(鈴木)彩艶がやっていましたけど、新しく競争ができる選手が出てくることは良いことですし、他のポジションでもそうなので、GKで新しい流れを作って色々な選手ができるというのは、良い経験だと思います」と、新たな戦力と組めることをポジティブに捉えているようだ。

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