W杯予選POに臨むナイジェリア代表が練習ボイコットか…未払い報酬と試合ボーナスへの抗議?

 FIFAワールドカップ26アフリカ予選プレーオフを控えるナイジェリア代表が、練習をボイコットしたようだ。12日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 “スーパーイーグルス”の異名を持ち、過去6度のFIFAワールドカップ出場を誇るナイジェリア代表。ヴィクター・オシムヘン(ガラタサライ/トルコ)やアデモラ・ルックマン(アタランタ/イタリア)、アレックス・イウォビ(フルアム/イングランド)ら豊富なタレントを擁するも、今予選グループCでは南アフリカ代表に次ぐ2位に終わり、プレーオフ経由で本大会出場を目指すこととなった。

 大陸間プレーオフへの出場権をかけたアフリカ予選のプレーオフステージは現地時間13日に開幕し、ナイジェリア代表は準決勝でガボン代表と対戦する。しかしながら、ナイジェリア代表の選手およびテクニカルスタッフは試合を2日後に控える中で現地時間11日火曜日のトレーニングをボイコットした模様。報道によると、今回の行動は未払いの報酬と試合ボーナスに関する抗議であり、チームはプレーオフステージに向けて特別ボーナスの支払いを求めているようだ。

 キャプテンのウィリアム・トロースト・エコング(アル・ホロード/サウジアラビア)は自身の公式X(@WTroostEkong)にて「解決策が見つかり次第、我々から真っ先に報告する」と投稿。ナイジェリアサッカー連盟(NFF)内ではこの事案の解決に向けた緊急協議が進行中だという。NFFは過去にも選手やスタッフへの報酬を遅らせてきた経緯があり、今回の動きについてもナイジェリア国民から広範な反発を招いていると『BBC』は報じている。

 2大会ぶりのFIFAワールドカップ出場を目指す“スーパーイーグルス”だが、果たして無事にプレーオフを戦うことができるのだろうか。

externallink関連リンク

●2026年W杯の出場権獲得のラストチャンス! 欧州&大陸間プレーオフの抽選会は11月20日に開催●ガーナ代表、日本&韓国とのアジア2連戦に臨むメンバー発表! セメニョは招集も、クドゥスとパーティは選外に●ジダン氏の息子がW杯予選でアルジェリア代表デビュー!…来年の本大会出場の可能性も●W杯アフリカ予選が終幕…セネガル、南アフリカ、コートジボワールが本大会へ! PO進出国も決定●堂安律との共闘の可能性も?…日本代表MF佐野海舟がフランクフルトの獲得候補に浮上か
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)