リヴァプールが1月にCB補強へ?…ドルトムントのシュロッターベックも獲得候補か

 リヴァプールがドルトムントに所属するドイツ代表DFニコ・シュロッターベックに関心を寄せているようだ。11日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 今夏の移籍市場で総額4億ポンド(約800億円)以上を費やし、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクやドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツを獲得したリヴァプール。しかし、3500万ポンド(約70億円)の移籍金で合意に至り、5年契約締結が決定的と見られていたイングランド代表DFマルク・グエイは、土壇場でクリスタル・パレスが売却を拒否したことで獲得は実現しなかった。

 また、新戦力であるU-19イタリア代表DFジョヴァンニ・レオーニはデビュー戦で左ひざ前十字じん帯を断裂。センターバック(CB)が手薄になっていることに加え、フランス代表DFイブライマ・コナテの現行契約が来夏で満了になることも考慮し、リヴァプールは1月の移籍市場で同ポジションの補強を検討しているようだ。

 獲得候補として浮上しているのシュロッターベックは現在25歳で、ビルドアップ能力にも定評がある身長191cmの左利きCB。フライブルクとウニオン・ベルリンを経て2022年夏にドルトムントへ活躍の場を移すと、ここまで公式戦通算134試合に出場し6ゴール17アシストをマークしている。

 報道によると、ドルトムントは2027年6月末までとなっている契約期間の延長に向けて動いているが、現時点では合意に達しておらず。シュロッターベックはニコ・コヴァチ監督の戦術に不満を抱いており、退団を決意する可能性も否定できないようだ。契約延長の目処が立たない場合には、バイエルンが獲得に乗り出すと見られており、去就には大きな注目が集まっている。

 なお、グエイについてはクリスタル・パレスと新契約を締結する可能性は低く、来夏にフリートランスファーで移籍することが濃厚とのこと。リヴァプールは獲得を諦めていないものの、バルセロナやレアル・マドリード、バイエルンからの関心も報じられている。

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