苦しむサンチョにドルトムント復帰の可能性?…アストン・ヴィラはレンタル契約解除を検討か

 マンチェスター・ユナイテッドからアストン・ヴィラへレンタル中のイングランド代表FWジェイドン・サンチョに対し、ドルトムントが関心を寄せているようだ。10日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 マンチェスター・ユナイテッドで構想外となり、近年レンタル移籍を繰り返しているサンチョ。今夏には移籍市場最終日にアストン・ヴィラへの駆け込みレンタルが成立したが、ウナイ・エメリ監督の信頼を勝ち取ることはできておらず、ここまで公式戦8試合でわずか336分間の出場に留まっている。

 報道によると、アストン・ヴィラはサンチョのパフォーマンスに不満を抱いており、シーズン途中でのレンタル契約解除を検討しているとのこと。こうした状況から、今夏に獲得の可能性を探っていたドルトムントが引き続き動向を注視しており、1月の移籍市場で具体的な動きを見せる可能性があるようだ。サンチョとマンチェスター・ユナイテッドの現行契約は2026年6月末までとなっており、ドルトムントとしては比較的低コストでの獲得が可能と考えているという。

 サンチョは過去2度に渡ってドルトムントでプレー。2017年夏にマンチェスター・シティの下部組織から完全移籍で加入すると、程なくしてプロデビューを飾り、2019-20シーズンには公式戦44試合で20ゴール20アシストをマークするなど躍動した。2023-24シーズン後半戦にはマンチェスター・ユナイテッドからレンタル加入し、チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献。クラブ通算では公式戦158試合出場53ゴール67アシストという成績を残している。

 近年なかなか本領を発揮できず、長らくイングランド代表からも遠ざかっているサンチョ。ドルトムントへの3度目の加入は実現するのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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