ファン・ダイク、マンC戦の完敗から再起誓う「シーズンの勝負は11月や12月では決まらない」

 リヴァプールの主将を務めるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、大敗を喫したマンチェスター・シティ戦からの立て直しを誓った。10日、イギリス紙『デイリー・メール』がコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第11節が9日に行われ、リヴァプールは敵地でマンチェスター・シティと対戦した。試合は29分にアーリング・ハーランドに先制点を決められると、前半アディショナルタイムにはニコ・ゴンサレスから追加点を被弾。反撃の糸口を探るアウェイチームだったが、63分にはジェレミー・ドクにも得点を許し、0-3での敗北を喫した。

 試合を振り返ったファン・ダイクは、「こういう結果は忘れちゃいけない。もしこのようなことを忘れてしまったら、成長することはできない。良いことばかりを考えていてはいけないんだ」とコメント。「今日は何がうまくいかなかったのか、どうすれば改善できるのかを考えなければならない。その責任を感じる必要があるし、僕は間違いなく感じている。何をもっと良くできたのか、それを次の試合に生かしていく」と反省と今後に向けた決意を語った。

 その一方、「今週は難しい相手と戦ったが、3試合のうち2勝を挙げました。これからも前に進むだけだ」とアストン・ヴィラとレアル・マドリードを破った手応えを口に。「今シーズンはさまざまな理由で難しい状況だが、状況を好転させられると信じている」と述べつつ、「一夜にして変わるものではないし、努力を続けるしかない。全員が万全の状況でチームを助けることが大事だ。それがロッカールーム全員の共通認識だ」と主張している。

 また、現時点で8位と苦しむリヴァプールだが、「今の僕らが順位表を見ても意味はない。これだけ多くの試合に負けているのだから、順位を気にする段階ではないと思う」と発言。続けて、「長くサッカーをしてきた経験から言えるのは、シーズンの勝負は11月や12月では決まらないということだ。本当に面白くなるのは3月や4月。そこで上位がどうなるかが決まっていく」と不振からの逆襲へ意気込みを明かした。

【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsリヴァプール

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