チェルシーMFパーマー、お馴染みのゴールパフォーマンスの商標登録が承認

 チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パーマーが、自身のニックネームやゴールパフォーマンスなどの商標登録が承認されたようだ。7日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現在23歳のパーマーは2023年夏にマンチェスター・シティからチェルシーに加入し、初年度に公式戦45試合出場で25ゴール15アシストを記録し、リーグ年間最優秀若手選手賞やチェルシー内での最優秀選手賞など数多くの個人賞を受賞すると、昨シーズンも公式戦47試合出場で15ゴール12アシストを記録し、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)優勝に貢献。さらに、今夏に行われたFIFAクラブワールドカップ2025でも6試合出場で3ゴール2アシストを記録して世界王者に輝いたチームの中心選手として活躍を見せた。

 そんなパーマーは冷静沈着なプレイスタイルであることから、『コールド・パーマー』という愛称で呼ばれることも多く、発案者は自身ではないものの、得点を決めた際には両腕をさすって寒がるようなジェスチャーを披露することもお馴染みとなっている。

 このことから、以前より英国政府知的財産庁に『コールド・パーマー』という名称や代表的なゴールパフォーマンスなどの商標登録を申請していることが明らかになっていたなか、今回の報道によると、これらが承認されたという。このほか、自身の名前やサインなどの商標登録にも成功したことで、これらは事前に許可を得ずに商業目的で使用することができなくなったようだ。

 パーマーの商標登録申請を主導したアレックス・ニューマン氏は今回の意図について「これは他のスポーツ選手や遊び場で遊ぶ子どもたちが、同じ、あるいは似たようなセレブレーションをすることを阻止することが目的ではない。コールが自身の名前やニックネーム、肖像権、ゴールセレブレーションといった彼のパーソナルブランドの中でも非常に市場性の高い要素が、他者によって商業的に利用される際に、彼がより有利な立場に立つことを目的としている」と説明している。

 なお、サッカー選手では過去にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏らが商標登録に成功しており、2019年にはフランス代表FWキリアン・エンバペが代表的な腕を組むゴールパフォーマンスを商標登録していることも『BBC』では伝えられている。

externallink関連リンク

● 3発完勝のチェルシーが暫定2位へ! ガルナチョが2アシストと躍動…最下位ウルブスは未勝利続く●アルゼンチン代表には合流せず…E・フェルナンデス「4カ月間ひざのケガに悩まされてきた」●ローテーション批判に反論…チェルシー指揮官「同じ選手で65試合戦うことは不可能」●連勝&無失点記録がストップ…アーセナル指揮官「学んで立ち直るしかない」●開幕からの公式戦連勝が「16」でストップも…バイエルン指揮官「全く驚いてはいない」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)