途中出場の旗手怜央がPK弾で“EL初ゴール”も…前半3失点のセルティック、反撃及ばず大会2敗目

 ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第4節が6日に行われ、ミッティラン(デンマーク)とセルティック(スコットランド)が対戦した。

 ここまで3試合を消化したリーグフェーズで1勝1分1敗を記録し、勝ち点「4」の21位につけるセルティック。前節シュトゥルム・グラーツ(オーストリア)を逆転で破って今大会初勝利を挙げた同クラブが、3連勝中の首位ミッティランと敵地で激突する。なお、旗手怜央と前田大然はベンチスタートとなった。

 試合は33分にミッティランがスコアを動かす。左サイドでコーナーキックを得ると、相手に跳ね返されたクリアを素早く回収。同サイドに残っていたミケル・ゴゴルザが縦に仕掛け、最後はマルティン・エルリッチがヘディングで先制弾を決めた。

 さらに2分後、左サイドでボールを受けたゴゴルザが緩急を生かしたドリブルでカットイン。右足から放たれたコントロールショットがネットを揺らし、ホームチームが追加点をマークする。41分にはミッティランが左サイドでスローインを獲得。ボックス内に投げ入れたボールは相手選手に触れられたが、大外でこぼれ球を拾ったフランクリーノ・ジューが右足でシュート。落ち着いて枠内に沈め、前半だけでリードを3点に広げた。

 反撃を狙うセルティックは、後半頭から前田を投入。69分には旗手をピッチに送り込み、得点の糸口を探る。すると、78分にセルティックがPKを獲得。プレッシャーのかかる状況で旗手がキックを成功し、アウェイチームが1点を返した。旗手にとってはEL初ゴールとなった。

 結局、そのまま試合は3-1で終了。ミッティランがEL4連勝を達成した。次節は27日に行われ、ミッティランはアウェイでローマ(イタリア)と対戦。セルティックはアウェイでフェイエノールト(オランダ)と対戦する。

【スコア】
ミッティラン 3-1 セルティック

【得点者】
1-0 33分 マルティン・エルリッチ(ミッティラン)
2-0 35分 ミケル・ゴゴルザ(ミッティラン)
3-0 41分 フランクリーノ・ジュー(ミッティラン)
3-1 81分 旗手怜央(PK/セルティック)

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