鈴木唯人、“全3得点”を演出の大活躍! EL初アシストでフライブルクの逆転勝利に貢献

 ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第4節が6日に行われ、ニース(フランス)とフライブルク(ドイツ)が対戦した。

 ここまで3試合を消化したリーグフェーズで2勝1分を記録し、勝ち点「7」の6位につけるフライブルク。直近の公式戦11試合で1敗のみと好調を維持する同クラブが、敵地でニースと激突する。なお、日本代表MF鈴木唯人は2列目のポジションで先発した。

 試合は25分にニースが先制したものの、その4分後にフライブルクがスコアを振り出しに戻す。自陣深くでビルドアップを試みるニースに対し、フライブルクが前線から激しくプレス。鈴木がボックス右角でボールを奪うと、こぼれ球を拾ったヨハン・マンザンビがネットを揺らし、アウェイチームが先制した。

 37分にはフライブルクが右サイドでコーナーキックを獲得し、大外に流れたクリアボールを鈴木がダイレクトボレー。一度は相手に防がれたが、素早いトランジションで即時奪回に成功。同時にボックス内でのファウルを誘発し、フライブルクがPKを得る。キッカーを務めたヴィンチェンツォ・グリフォがシュートを決め切り、逆転弾を挙げた。

 さらに42分、敵陣左サイドのジョーディ・マケンゴにパスが渡り、鈴木が内側のスペースをアンダーラップ。ゴール前に入れたクロスをマティアス・ギンターがダイレクトで落とし、デリー・シェルハントがワントラップから右足を一振り。GKには弾かれたボールがゴールへと吸い込まれ、貴重な追加点をマークした。

 結局、鈴木はフル出場を果たし、フライブルクが3-1の勝利を収めた。次節は27日に行われ、ニースはアウェイでポルト(ポルトガル)と対戦。フライブルクはアウェイでヴィクトリア・プルゼニ(チェコ)と対戦する。

【スコア】
ニース 1-3 フライブルク

【得点者】
1-0 25分 ケヴィン・カルロス(ニース)
1-1 29分 ヨハン・マンザンビ(フライブルク)
1-2 39分 ヴィンチェンツォ・グリフォ(PK/フライブルク)
1-3 42分 デリー・シェルハント(フライブルク)

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