リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督がレアル・マドリード戦を振り返った。4日、イギリス紙『ガーディアン』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節が現地時間4日に行われ、リヴァプールは本拠地『アンフィールド』にレアル・マドリードを迎えた。相手の守護神ティボー・クルトワの好セーブもありなかなかチャンスを生かせずにいたが、61分にドミニク・ソボスライの絶妙なFKにアレクシス・マック・アリスターが頭で合わせて先制に成功。その後の反撃を許さず、1-0でビッグマッチを制した。
9月下旬のプレミアリーグ第6節クリスタル・パレス戦以降は公式戦7試合を戦い1勝6敗と不振に陥っていたリヴァプールだが、ここに来てアストン・ヴィラとレアル・マドリード相手に連勝。スロット監督は「またしても非常に優れたチームを相手に勝利を収めた。アストン・ヴィラと同じく、彼らも絶好調だった。今シーズン最高のパフォーマンスと言っても過言ではない。選手たちは信じられないほどハードワークしていた」とチームに賛辞を送っている。
昨シーズンのCLリーグフェーズに続き、2年連続でレアル・マドリードを撃破したリヴァプールだが、勝利の立役者となったのが右サイドバック(SB)でフル出場したコナー・ブラッドリーだ。対峙したヴィニシウス・ジュニオールに目立った仕事をさせず、試合後にはファン投票によるプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出。データサイト『Sofascore』による採点でも10点満点中「7.2点」という高評価を受けている。
スロット監督も「コナーはとても素晴らしかった。昨シーズンのレアル・マドリード戦でも彼は素晴らしい活躍を見せたが、80分で交代を余儀なくされた。アストン・ヴィラ戦で90分間プレーし、今日は信じられないほどのインテンシティーでヴィニシウスと90分間対峙した。レアル・マドリードはラ・リーガで26ゴールを挙げており、ヴィニシウスとキリアン・エンバペは24ゴールに関与している。優れた選手は常にゴールを演出する。そして、コナーはヴィニシウス相手に非常に良いプレーをした」と手放しで称賛している。
復調の兆しを見せているリヴァプールは週末にマンチェスター・シティと対戦する。
【ハイライト動画】リヴァプールが2年連続でレアル・マドリード撃破!
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