アーセナルに所属するU-19イングランド代表FWマックス・ダウマンが、チャンピオンズリーグ(CL)史上最年少出場記録を更新した。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』が伝えている。
CL・リーグフェーズ第4節が4日に行われ、アーセナルは敵地でスラヴィア・プラハ(チェコ)と対戦。32分にブカヨ・サカがPKから先制点を決めると、46分と68分にミケル・メリーノが追加点を挙げ、3-0で完封勝利を収めた。
ここまでCLでは3試合中2試合にベンチ入りしていたものの、出場機会がなかったダウマンは、この試合もベンチ入りをすると、73分にレアンドロ・トロサールとの交代で途中出場してCLデビューを果たした。
これにより、15歳308日のダウマンは、2020年12月に16歳18日で出場していたU-21ドイツ代表FWユスファ・ムココの記録を更新し、史上最年少でCLに出場した選手となった。
15歳でCLに出場した史上初の選手となったダウマンについてミケル・アルテタ監督は「マックスはCLの試合に出場した史上最年少選手であり、それが彼の驚異的な状態と、潜在能力を物語っている」と語った。
また、メリーノも試合後、「彼がピッチに立つたびに、ただ本当に素晴らしい選手であると見ることができる。彼の才能、エネルギー、そして試合への自信が見て取れる。彼のプレーを見ることができて楽しいよ」とダウマンへの賛辞を送っている。
CLの歴代最年少出場記録は以下の通り。
15歳308日:マックス・ダウマン(アーセナル)
16歳18日:ユスファ・ムココ(当時ドルトムント)
16歳68日:ラミン・ヤマル(バルセロナ)
16歳86日:セレスティン・ババヤロ(当時アンデルレヒト)
16歳102日:ラヤン・シェルキ(当時リヨン)
【ハイライト動画】スラヴィア・プラハvsアーセナル
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