35歳MF中村充孝が今季限りで現役引退…京都や鹿島など4クラブでプレー「17年間ありがとうございました」

 いわてグルージャ盛岡は4日、MF中村充孝が2025シーズン限りで現役を引退することを発表した。

 1990年9月13日生まれの中村は現在35歳。市立船橋高校出身で京都サンガF.C.でプロキャリアを始めると、鹿島アントラーズ、モンテディオ山形、いわてグルージャ盛岡とJリーグの4クラブでプレー。7年間在籍した鹿島アントラーズではJ1リーグやACLなどの主要タイトル獲得も経験した。そして、2022年からいわてグルージャ盛岡に活躍の場を移しており、今シーズンは公式戦6試合に出場していた。

 今シーズン限りでの現役引退を発表した中村は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。

「今シーズンで引退します。京都サンガF.C.、鹿島アントラーズ、モンテディオ山形、いわてグルージャ盛岡の4クラブでプレーしました。京都サンガF.C.では4年間、右も左もわからない若僧をプロの世界でどう生きて行くかを教えてもらいました。17年間プレーできた土台を作ってもらいました。ありがとう。鹿島アントラーズでは7年間、サッカーに対して生活の全てを捧げないと、『試合に出れず、タイトルは取れず、上には行けない』、初めてこれがサッカーなのか!と学ばせてもらいました。ありがとう。モンテディオ山形では2年間、ほぼ試合に出る事ができず、チームの力になる事ができずでした。その中でも、温かい言葉を愛を優しさをいつもかけてくれたサポーター。何回も立ち直れました。ありがとう」

「グルージャ盛岡では4年間、サッカーはこんなに難しかったのかと、本当に今後に生きる多くの事を学びました。ピッチに立てないときも、色々な人に、『充さん待ってます』。『充さんがいないと』とその言葉もあり頑張ってこれました。ありがとう。1人ではサッカーできないし、ここまで続ける事はできませんでした。サッカー人生、本当に素晴らしい人達、環境に恵まれこここまで出来ました。本当にお世話になりました。17年間ありがとうございました」

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