2年に一度開催される国別対抗戦「ハンファ・ライフプラス・インターナショナルクラウン」は次回、米カリフォルニア州サンフランシスコで開催されることが発表された。
2027年大会はレイク・マーセドGCが舞台。23年大会は同じサンフランシスコの、わずか10分北側のTPCハーディングパークで開催し、タイが優勝を果たしている。
レイク・マーセドGCは、1922年に設立された歴史あるコース。オリジナルはオーガスタ・ナショナルGCを設計したアリスター・マッケンジーによるもので、リース・ジョーンズとギル・ハンスによるコース改造が手がけられた。
同コースでは過去に何度も米国女子ツアーを開催し、偉大なチャンピオンを輩出。14~16年は「スインギング・スカートLPGAクラシック」が行われ、14年、15年はリディア・コ(ニュージーランド)が連覇、16年は野村敏京が制した。
18~19年、21年には「LPGAメディヒール選手権」が行われ、18年はコが勝利。19年はキム・セヨン(韓国)、21年はマチルダ・キャストレン(フィンランド)が勝利を挙げている。
インターナショナルクラウンは14年から始まり、16年、18年と行われた。第1回大会はワシントンDC郊外のケーブスバレーGCで開催。日本代表は宮里藍、宮里美香、横峯さくら、比嘉真美子が戦った。
新型コロナウイルス拡大の影響で20年は中止となったが、23年に再開。今年は10月に韓国で行われ、オーストラリアが米国を破って、優勝を果たした。日本も出場2度目の古江彩佳を筆頭に、西郷真央、山下美夢有、竹田麗央が一丸となり、決勝トーナメントに進出。4位に入り、大いに盛り上がった。
タイトルスポンサーを務めるハンファ・ライフプラスは、韓国のハンファ・グループの一員として、米国ではサンフランシスコに拠点を置いている。(文・武川玲子=米国在住)
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