レアル・マドリードに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが、古巣対戦に向けた意気込みを示した。3日、イギリス紙『ミラー』がコメントを伝えている。
現地時間4日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節でリヴァプールと対戦するレアル・マドリード。今夏に加入したA・アーノルドにとってはかつての本拠地『アンフィールド』への帰還、そして移籍後初の古巣対戦となる。ハムストリングの負傷で1カ月半ほど戦列を離れていたものの、直近2試合はベンチ入り。シャビ・アロンソ監督も「彼はプレーできるし、我々は彼のことを必要としている」とリヴァプール戦で起用可能と明言した。
リヴァプールには育成年代から在籍し、2016年に18歳でトップチームデビューを飾ると、その後は右サイドバック(SB)の主軸として活躍。公式戦通算354試合で23ゴール92アシストをマークし、CL制覇を含む数多くのタイトル獲得に貢献した。早くも迎える古巣対戦を前に「もしゴールを決めたとしても祝わない」と前置きしつつ、次のように意気込みを示している。
「抽選が発表される時、誰もがそうなるだろうと分かっていた。この試合は運命づけられていたんだ。非常に難しい試合になるだろう。観客の反応や会場の雰囲気もその要因になると思う。彼ら(リヴァプール)は最近結果を残せていないが、それでもトップクラスであることに変わりはない。簡単な試合になるとは誰も思っていないよ」
また、敵地『アンフィールド』への帰還については「どんな風に迎えられようとも、それはファンのみんなの判断だ。僕はこれからもずっとクラブを愛し、ファンであり続ける」と言及。その上で「ともに成し遂げてきた成果に感謝しているし、永遠に僕の中で生き続けるだろう。どんなことがあってもリヴァプールに対する僕の気持ちは変わらない。一生忘れられない思い出があるし、どんな風に迎えられようともそれは変わらないよ」と強調した。
リヴァプールとレアル・マドリードの一戦は日本時間5日の午前5時にキックオフされる。
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