サンダーランドに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカが、エヴァートン戦でゴールを決め、試合を引き分けに持ち込んだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が同選手のコメントを伝えている。
3日にプレミアリーグ第10節が行われ、サンダーランドはホームでエヴァートンと対戦した。試合は、エヴァートンが12分にイリマン・エンディアイエの得点で先制。しかし後半開始すぐの46分、エンツォ・レ・フィーのバックパスを受けたジャカはボックス手前から左足を振り抜くと、低く鋭いシュートが相手選手にディフレクションしながらゴールネットに突き刺さった。
試合はこのまま1-1で終了し、サンダーランドはエヴァートンと引き分けた。『スカイスポーツ』によると、サンダーランドはビハインドの状況から勝ち点「8」を獲得しており、これは今季のプレミアリーグにおいて最多の勝ち点とのこと。
試合後、ジャカは「最初の25分間は十分な内容ではなかったと思う。でもそのあとは試合が進むにつれて良くなっていった。後半に入ってからは勝ち点“1”に値するだけのプレーだったと思うよ」とエヴァートン戦を振り返った。
今夏の移籍市場でレヴァークーゼンからサンダーランドに移籍し、プレミアリーグに復帰した主将のジャカ。「ドイツに行ったあと、またプレミアリーグに戻ってくるなんて思いもしなかった。サッカーでは何が起こるかわからないものだ。ドイツでの2年間でタイトル獲得とか、たくさんの良い経験があった。僕と同じ6番のポジションだったシャビ・アロンソ監督から多くのアドバイスをもらって、大きな自信を持てたよ」とレヴァークーゼンで過ごした日々を回想し、次のように今後への意気込みを語った。
「結局のところ、プレミアリーグに戻ってこれたのは嬉しい。サンダーランドのプロジェクトはわかっていたし、チームに僕の経験とクオリティも持ち込んで、チームメイトたちに日々努力する姿を見せられたと思うよ。僕たちの目標はただ1つ。すべてを捧げることだ。そして、その先にどんな結果が待っているかを見届けたい」
【ハイライト動画】サンダーランドvsエヴァートン
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