トッテナム指揮官が2選手からの謝罪を明かす「敬意を欠く意図はなかった」…チェルシー戦後の行動が物議

 トッテナム・ホットスパーを率いるトーマス・フランク監督が、オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンとイングランド代表DFジェド・スペンスから謝罪されたことを明かした。3日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現地時間1日に行われたプレミアリーグ第10節でチェルシーと対戦したトッテナム・ホットスパー。34分にジョアン・ペドロにネットを揺らされると、最後まで追いつくことができずに0-1で敗れた。90分間を通しての枠内シュート本数はわずか「1」、ゴール期待値は2012-13シーズン以降の最低値である「0.05」。スコア以上の完敗に本拠地に詰めかけたサポーターからはブーイングが浴びせられた。

 物議を醸しているのが試合後のファン・デ・フェンとスペンスの行動だ。サポーターへ挨拶することなくロッカールームへと直行し、歩み寄ってきたフランク監督も無視する形に。フランク監督は両選手の行動について「もちろん、選手たち全員がフラストレーションを抱えていた。大きな問題ではない。彼らは勝つことが好きだし、気持ちは理解できる」と言及していた。

 そんな中、ファン・デ・フェンとスペンスから当該の行動についての謝罪があった模様。チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節コペンハーゲン戦の前日会見に出席しフランク監督は「ミッキーとジェドは昨日私のオフィスに来て、この状況について謝罪したいと言った。彼らはこのことで悪い印象を与えたり、誤解を招いたりしたくなかったのだと思う」と明かし、次のように言葉を続けた。

「私やチームに対して敬意を欠くという意図はまったくなかった。彼らはただチームのパフォーマンスと試合中のブーイングに苛立っていただけだ。もし彼らが私のところに来なかったら、彼らが置かれている状況に尋ねなければならなかった。どんな気持ちで、なぜそんなことをするのかと。我々はそれぞれ異なる認識を持っており、母親の体調が悪かったのか、監督が気に入らなかったからなのか、負けてパフォーマンスに苛立っていたからなのか、理由は様々だ」

「もちろん、彼らが来てくれたことは嬉しいよ。それは彼らがチームを気にかけているということだし、それはとても良いことだ。チームのこと、クラブのこと、そして今回の場合は私のことを気にかけていた。私はそれだけで満足だよ」

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