リヴァプール主将が元同僚アーノルドの“アンフィールド”帰還に言及「長年にわたり重要な存在だった」

 リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクがレアル・マドリードのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドについて言及した。3日、地元メディア『リヴァプール・エコー』が同選手のコメントを伝えている。

 現在27歳のアレクサンダー・アーノルドは、リヴァプールの下部組織出身で2016年10月にトップチームデビューを果たした。サイドバック(SB)ながら多彩なキック技術を武器に公式戦通算354試合出場で23ゴール92アシストを記録。2度のプレミアリーグ優勝や2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献している。

 今年5月にリヴァプール退団が発表され、レアル・マドリードへ完全移籍。加入後はハムストリングの負傷もあり、ここまで5試合の出場にとどまっているものの、4日に行われるCLリーグフェーズ第4節リヴァプール戦で復帰する可能性があり、移籍後初めて『アンフィールド』に戻ることになる。

 リヴァプール主将のファン・ダイクは、レアル・マドリード戦前の会見に出席し、昨シーズンまでリヴァプールの副キャプテンを務めたアレクサンダー・アーノルドについて言及。記者からリヴァプールファンがどのようにアレクサンダー・アーノルドを迎え入れるのか問われると、「火曜日の夜に敵対的な雰囲気になることを望んでいるのかい?」と釘を指すコメント。「それについては話さないし、彼はリヴァプールで素晴らしい活躍をしてきた。私が言えるのはそれだけだよ」と言葉を続けた。

 また、アレクサンダー・アーノルドの移籍後については「個人的なことは何もない。僕は人生を送っているし、彼もマドリードで自分の人生を生きているはずだから」と語り、冷静な姿勢を示しながらも、昨シーズンまでの同僚に「トレントはクオリティの高い選手だ。それを何度も証明してきたし、長年にわたり重要な存在だった。彼がチームにいたことをうれしく思っているよ」とコメントを残している。

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