元イングランド代表監督サウスゲート氏、指導者復帰について言及「今は優先事項ではない」

 元イングランド代表監督のガレス・サウスゲート氏が、自身の将来について口を開いた。3日、イギリスメディア『デイリー・メール』が同指揮官のコメントを伝えている。

 現在55歳のサウスゲート氏は、現役時代にクリスタル・パレス、アストン・ヴィラ、ミドルズブラでプレーし、2006年に現役を引退。指導者としてはミドルズブラやU-21イングランド代表を率いた後、2016年9月にイングランドA代表の監督に就任した。FIFAワールドカップ・ロシア2018ではベスト4進出、EUROでは2大会連続で準優勝と結果を残し、2024年7月に代表監督の座を退いている。

 その後は、マンチェスター・ユナイテッドの新監督候補として報じられることもあったが、フリーの状態が続いている。今後、去就について問われたサウスゲート氏は、「絶対にないとは言い切れないね。マーティン・オニールがあの年齢でセルティックに行ったのを見たばかりだからね」とコメント。73歳でセルティックの暫定監督に就任したマーティン・オニール氏を引き合いに出しつつ、自身の将来には柔軟な姿勢を見せた同氏は、指導者復帰を最優先に考えていないことも明かしている。

「でも今のところ、(監督就任は)私の優先事項ではない。リーダーシップに関わる仕事や若者たちとの仕事を楽しんでいるところだ。そこで変化をもたらそうと取り組んでいるし、サッカーから離れていることについてもリラックスしているよ」

 サウスゲート氏は『デイリー・メール』よると、現在は講演会などの予定で多忙を極めているという。同氏は2024年7月まで長らくサッカーに携わってきたが、「サッカー界にとどまることが絶対ではない」と、新たな挑戦への充実感を語った。

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