元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシ氏が、ジェノアの監督に就任する可能性が高まっている。2日にイタリアメディア『スカイ』が報じた。
ジェノアは開幕9試合で3分6敗の最下位に沈み、パトリック・ヴィエラ前監督を1日に解任していた。3日のセリエA第10節サッスオーロ戦ではテクニカルコーチのロベルト・ムルジータ氏が暫定的に指揮を執る予定だが、ジェノアは裏で後任監督の選定を着々と進めている。
ジェノアは元トリノのパオロ・ヴァノーリ氏とデ・ロッシ氏の両名と面談を行った模様だ。ただ、ヴァノーリ氏は、同じく開幕から未勝利で降格圏に沈むフィオレンティーナの新監督就任が濃厚。現時点でデ・ロッシ氏がジェノアの最有力候補となっているようだ。
現在42歳のデ・ロッシ氏は現役時代にローマで活躍し、イタリア代表としてFIFAワールドカップドイツ2006優勝にも貢献。2020年1月にボカ・ジュニオルスで現役を引退した。
イタリア代表のコーチを務めた後、SPALで監督デビュー。2024年1月には火中の栗を拾って古巣ローマに指揮官として復帰したが、上層部との確執もあり、8カ月で退任していた。
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