浅野拓磨は64分から出場…マジョルカはベティスに3失点完封負け、アントニーが2G1Aと躍動

 ラ・リーガ第11節が2日に行われ、ベティスとマジョルカが対戦した。

 日本代表FW浅野拓磨が所属するマジョルカは2勝3分5敗と黒星が先行し、2部降格圏一歩手前の16位に低迷。在籍2年目の浅野はここまで公式戦6試合に出場し、ラ・リーガ第7節アラベス戦で今シーズン初ゴールを決めた。しかし、その後はハムストリングで2試合を欠場し、前節はベンチに入ったものの出番は訪れなかった。上位につけるベティスのホームに乗り込む今節は2試合連続でベンチ入りを果たしている。

 試合の均衡が破れたのは序盤の10分。右サイドからカットインしたアントニーがクチョ・エルナンデスとのパス交換でボックス手前中央へ侵入し、左足を振り抜く。DFの股を抜いたシュートがゴール右下隅に突き刺さり、ベティスが幸先良く先制した。34分にはアントニーがエクトル・ベジェリンとのワンツーで中央へ侵入し、ボックス手前から左足を一閃。強烈なミドルシュートがゴール左隅に吸い込まれ、リードを2点に広げた。

 37分にはアントニーのグラウンダーのクロスにアブデ・エザルズリが合わせてベティスに3点目。マジョルカは枠内シュートを1本も打つことができないまま、大量ビハインドを負って前半を終えた。

 後半はマジョルカが敵陣ゴール前に迫るシーンを増やし、64分には浅野を投入。しかし、ラストパスの精度を欠くシーンが目立ち、なかなか決定機までには至らない。一方のベティスはカウンターを起点に何度か追加点のチャンスを作るが、マジョルカのGKルーカス・バーグストロームの好セーブもあり決め切ることはできず。後半にスコアは動かず、試合は3-0で終了した。

 次節は9日に行われ、ベティスはアウェイでバレンシアと、マジョルカはホームでヘタフェと対戦する。

【スコア】
ベティス 3-0 マジョルカ

【得点者】
1-0 10分 アントニー(ベティス)
2-0 34分 アントニー(ベティス)
3-0 37分 アブデ・エザルズリ(ベティス)

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