ラッシュフォードがバルサ残留を希望「選手にとっても名誉なこと」…初の国外挑戦に充実感

 バルセロナに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがクラブ残留への意欲を語った。24日、スペイン『ムンド・デポルティーボ』が同選手のコメントを伝えている。

 現在27歳のラッシュフォードは、マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で2016年2月にトップチームデビュー。同クラブでは公式戦通算426試合の出場で138ゴールを記録したが、昨年のルベン・アモリム監督就任に伴い、序列が低下すると、2025年2月にはアストン・ヴィラへ半年間のローン移籍を経験した。

 この夏にマンチェスター・ユナイテッドへ復帰したものの退団は既定路線となり、バルセロナへの1年間のレンタル移籍が決定。新天地ではここまで公式戦12試合に出場し、5ゴール6アシストを記録している。

 ラッシュフォードの契約期間は2026年6月までだが、契約には3000万ユーロ(約53億円)の買い取りオプションが設定されている。バルセロナに残りたいか問われたラッシュフォードは「もちろん」と答えると、「サッカーを愛するすべての人にとって、バルセロナは重要なクラブの一つだ。所属できることは選手にとっても名誉なことだ」と続け、バルセロナ残留を希望した。

 さらに、今回が初の国外挑戦となったが、「僕はマンチェスター・ユナイテッドで人生の23年間を過ごしたが、時として変化が必要だ。僕にも変化が必要だったのかもしれないし、今はすべてを楽しんでいるよ」と語り、新天地での生活に満足感を示している。

【動画】ラッシュフォードの“バルサ”プレー集

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