マンUで出番減少のザークツィー、W杯を見据え1月に移籍か…ウェストハム&セビージャが関心?

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーが1月に他クラブへ移籍する可能性があるようだ。27日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。

 現在24歳のザークツィーは2019-20シーズンにバイエルンでプロデビューを飾ると、パルマ・カルチョやアンデルレヒト、ボローニャを経て昨年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍加入。在籍2年目の今シーズンはブラジル代表FWマテウス・クーニャ、カメルーン代表FWブライアン・ムベウモ、スロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコが加入したことで序列が低下し、ここまで公式戦5試合、わずか90分間の出場に留まっている。

 ザークツィーはこうした現状に不満を抱えるとともに、開幕まで1年を切ったFIFAワールドカップ26でのオランダ代表入りに向けてより多くのプレータイムを求めている模様。1月のマンチェスター・ユナイテッド退団も囁かれる中、『ミラー』はウェストハムがレンタルでの獲得を検討中と報じている。選手本人もプレミアリーグ残留を希望していることから、現実的かつ魅力的な選択肢となっているようだ。

 また、スペイン紙『マルカ』によると、セビージャもザークツィーの動向を注視しているという。今シーズンここまで8試合に出場し2ゴールを挙げているナイジェリア代表FWアコル・アダムスが年末年始にかけて開催されるアフリカネイションズカップに参加する可能性があるため、穴を埋めるストライカーの獲得を検討しているとのこと。ザークツィーも獲得候補の一人としてリストアップされているようだ。

 マンチェスター・ユナイテッド加入後は公式戦54試合で7ゴールと振るわないものの、2023-24シーズン位はセリエAで二桁得点を達成した実績があるザークツィー。今冬に新天地を求めることになるのだろうか。 

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