53試合連続出場中のペドリ、“エル・クラシコ”の退場で次戦は今年1月以来の欠場へ

 バルセロナに所属するスペイン代表MFペドリが思わぬ形で休息を手にした。

 ペドリは26日に行われたラ・リーガ第10節のレアル・マドリード戦(●1-2)に先発出場したが、試合終了間際となる90+10分に2枚目のイエローカードをもらってしまったことで退場となった。

 これに伴い、ペドリは出場停止で11月2日に行われるラ・リーガ第11節のエルチェ戦は欠場することになり、バルセロナにとっては痛手となるが、同選手にとってはむしろ幸運と言えるようだ。

 現在22歳のペドリは2020-21シーズンにバルセロナで公式戦52試合に出場した後、2021年夏にEURO2020と東京オリンピックに立て続けに全試合に出場したことも影響し、そこからは筋肉系の負傷に悩まされることに。しかし、昨シーズンは公式戦59試合に出場して完全復活を果たすと、今シーズンもここまでバルセロナとスペイン代表を合わせて出場を続けており、休むことなく全公式戦17試合に出場して1399分間もプレーをしていた。

 大手メディア『ESPN』によると、昨シーズンからクラブと代表チームで53試合連続出場を果たしていたペドリは、“エル・クラシコ”での退場によってついに休息を得ることになったという。なお、同選手が最後に試合を欠場したのは今年1月26日だったことが伝えられている。

【ハイライト動画】レアル・マドリードvsバルセロナ

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