リーズを率いるダニエル・ファルケ監督が日本代表MF田中碧について言及した。30日、地元メディア『ヨークシャー・イブニング・ポスト』が同指揮官のコメントを伝えている。
今シーズンからプレミアリーグを戦うリーズは9試合を消化し、ここまで勝ち点「11」を獲得。24日に行われたプレミアリーグ第9節ウェストハム戦では2-1で勝利し、現在は15位につけている。
リーズでの2季目を迎え、今シーズンがプレミアリーグ挑戦となる田中碧は、ウェストハム戦で第2節アーセナル戦以来のスタメン出場を飾ると、72分までプレー。4試合ぶりの勝利に貢献した。
そんな田中碧に対して、ファルケ監督は「謙虚であり、自己批判的で自分への要求を高く設定する人は好きだ」と評価しながらも「自己批判しすぎる必要はない」とコメント。田中碧がウェストハム戦後に自身の公式インスタグラムに投稿した「Not enough Need more(まだ足りない、もっと必要なことがある)」という言葉について率直な意見を述べた。
しかしながら、田中碧のこれまでのプレーを称賛しており、次のように語っている。
「アオは我々にとって、素晴らしい活躍を見せてくれている。もちろん、プレミアリーグでのプレーはキャリアで初めてのことなので、証明すべき点はある。プレシーズンも素晴らしく、エヴァートン戦(プレミアリーグ第1節)では素晴らしいスタートを切った」
「残念ながらケガで数週間の離脱があったが、ウェストハム戦では間違いなく堅実なパフォーマンスを見せたし、試合を支配する役割を果たしてくれたと思う。60分過ぎに少し疲れが見え始めたが、それは自然なことだ」
【動画】田中碧がリーグ戦4試合ぶりの勝利に貢献