ザルツブルク、“堅守”リヨンを崩せずEL連敗…ベンチ入りの北野颯太は58分からプレー

 ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第2節が2日に行われ、リヨン(フランス)とザルツブルク(オーストリア)が対戦した。

 ポルト(ポルトガル)との開幕戦を0-1で落とし、今大会は黒星スタートとなったザルツブルク。今節は初勝利を目指し、白星発進を飾ったリヨンとアウェイで激突する。敵地に乗り込む一戦で北野颯太はサブスタート。負傷中の川村拓夢とEL登録外のチェイス・アンリはメンバーから外れた。

 試合は立ち上がりの7分にリヨンがPKを獲得したものの、パベル・シュルツのキックをGKアレクサンダー・シュラーガーがストップ。いきなりの決定機を逃したホームチームだったが、その4分後にスコアを動かす。ザルツブルクが自陣でボールを奪い、バックパスを受けたGKシュラーガーが左サイドに短く配球。これをリヨンのアダム・カラベックがカットすると、ゴール前に送ったクロスをマルティン・サトリアーノが合わせて先制点を挙げた。

 さらに57分、リヨンのコーナーキックからこぼれ球を拾ったシュルツが右足を一振り。シュートはシュテファン・ライナーにゴールライン上でクリアされたが、右サイドに流れたセカンドボールをカラベックが回収する。左足でインスイングのクロスを入れると、ルーベン・クライファートが打点の高いヘディングで反応。豪快にネットを揺らして追加点をマークした。

 反撃を狙うザルツブルクは、2失点目の直後に北野ら3選手を同時投入。その後はザルツブルクが主導権を握り、60分には北野がアーリークロスでペタル・ラトコヴのヘディングシュートを演出する。しかし、ザルツブルクの攻勢も長くは続かず、そのまま試合は2-0で終了。リヨンが公式戦4試合連続のクリーンシートを達成し、勝利を収めた。次節は23日に行われ、リヨンはホームでバーゼル(スイス)と対戦。ザルツブルクはホームでフェレンツヴァーロシュ(ハンガリー)と対戦する。

【スコア】
リヨン 2-0 ザルツブルク

【得点者】
1-0 11分 マルティン・サトリアーノ(リヨン)
2-0 57分 ルーベン・クライファート(リヨン)

【動画】リヨンvsザルツブルクのハイライト!

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