トッテナム守護神、ビッグセーブ連発でPOTM選出もチームに“喝”「この試合から学ぶことは多い」

 トッテナム・ホットスパーに所属するイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオが、モナコ戦を振り返った。22日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節が行われ、トッテナム・ホットスパーは敵地でモナコと対戦した。試合は序盤からモナコが攻勢を強めてゴールへと迫るが、トッテナム・ホットスパーの守護神ヴィカーリオがビッグセーブを連発。70分からは南野拓実が途中出場を果たし、日本人アタッカーにも再三にわたり決定機が訪れる。それでもアウェイチームは最後まで集中を切らさずクリーンシートを達成。ゲームはスコアレスドローで終了した。

 モナコ戦で8回のセーブを記録したGKヴィカーリオは、UEFA(欧州サッカー連盟)が選ぶPOTM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に輝いた。しかし、圧巻の活躍を見せた本人はチームのパフォーマンスに満足していない様子。「僕たちのパフォーマンスは決して良いものではなかった。CLのレベルは非常に高いし、この試合から学ぶことは多い」と述べつつ、「基本的なことを欠いてしまうと、どんな相手に対しても戦うのが難しくなる」とチームの戦いぶりに喝を入れた。

 また、「今夜の結果は僕たちが行った変更によるものではない。努力、メンタリティ、危機察知能力、そういった部分が欠けていたと思う」と主張。「この1ポイントは受け入れなければならない。非常に厳しい試合を戦い抜かなければならなかったし、たくさん耐える時間もあった」と敵地での一戦を総括している。

 さらに、「モナコは非常にテクニカルなチームで、全員がハードワークしていた」と相手を称賛。一方で、「僕たちはその部分で少し劣っていたと思う。もっと高いレベルのパフォーマンスを見せなければならない」と改善の必要性を強調した。

【動画】途中出場の南野に訪れた決定機!

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