ブンデスリーガ第9節が1日に行われ、バイエルンとレヴァークーゼンが対戦した。
昨シーズン王者で首位のバイエルンと、一昨シーズンの王者であるレヴァークーゼンの対戦。バイエルンは今シーズンの公式戦で14連勝と無傷の状態。欧州5大リーグのクラブとして、連勝の新記録を樹立した中で何的のレヴァークーゼンをホームに迎えた。ミッドウィークにはチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控える中で、ハリー・ケインやルイス・ディアス、マイケル・オリーズらはベンチスタート。日本代表DF伊藤洋輝はトレーニングに復帰したものの、メンバー外が続いている。
対するレヴァークーゼンは、今シーズンのブンデスリーガでわずか1敗も5位に位置。リーグ戦では4連勝中ということもあり、バイエルンの連勝ストップに挑むこととなった。
立ち上がりは拮抗した展開となり、レヴァークーゼンは前からハメに行く展開となった中、バイエルンが一瞬の隙を突いて先制。25分、トム・ビショフのロングスルーパスで背後を取ると、セルジュ・ニャブリが独走し最後はGKの股間を抜いたシュートを沈めた。
一瞬の隙を突いて先手を奪ったバイエルンは、31分には右サイドからのコンラート・ライマーのクロスをボックス中央でニコラス・ジャクソンがドンピシャヘッド。前半のうちにリードを2点に広げると、攻め手を緩めないバイエルンは40分、相手の背後をとったニコラス・ジャクソンがネットを揺らすも、これはオフサイドの判定となる。
しかし、バイエルンは44分、ボックス内左からラファエル・ゲレーロがグラウンダーのクロスを入れると、ロイク・バデのオウンゴールを誘発。前半だけで3点のリードを手にし、15連勝を大きく手繰り寄せることとなる。
後半に入っても試合のペースはバイエルン。レヴァークーゼンはなかなかゴールに迫っていけないでいると、バイエルンは59分にケイン、L・ディアス、オリーズを同時に投入し火力を高めていく。
選手交代後もレヴァークーゼンを圧倒し続けるバイエルン。レヴァークーゼンに対して危ないシーンをほとんど作らせずにタイムアップ。3ー0で快勝を納め、前人未到の公式戦15連勝を達成。リーグ戦も9連勝で首位をがっちりキープし、PSG戦に向けて良い流れを継続させた。
【スコア】
バイエルン 3ー0 レヴァークーゼン
【得点者】
1ー0 25分 セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
2ー0 31分 ニコラス・ジャクソン(バイエルン)
3ー0 44分 オウンゴール(バイエルン)
【動画】パス2本で一気にゴール!強すぎるバイエルン圧巻の先制ゴール
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