ドルトムント、PK戦の末にフランクフルトを下し16強進出! 2人目の堂安律が失敗…最後はGKコベルがPKストップ

 DFBポカール2回戦が28日に行われ、フランクフルトとドルトムントが対戦した。

 どちらも通算5度のDFBポカール優勝を誇るフランクフルトとドルトムントが、早くも2回戦で激突した。堂安律は、この大一番でも先発出場を果たした。

 立ち上がりはドルトムントがボールを保持していく展開。それでもフランクフルトは7分、後方からのロングボールからマリオ・ゲッツェがこぼれ球を回収し、スルーパスを送る。これに反応したアンスガー・クナウフがゴールに流し込み、フランクフルトが先制点を奪った。

 試合はその後、両チーム共にチャンスを作り出していく。しかし次の1点が生まれないまま、フランクフルトの1点リードのまま前半が終了した。

 1点を追いかけるドルトムントは48分、ジョーブ・ベリンガムが右サイドのユリアン・リエルソンへボールを展開。そのリエルソンはDFラインとGKの間に低い弾道のクロスを送ると、ユリアン・ブラントがワンタッチで合わせて得点。試合を振り出しに戻した。

 その後も両チームはチャンスを創出しつつ、次の1点が遠いという状況。フランクフルトは80分、ファレス・シャイビからパスを受けた堂安がドリブルでボックス内へ切り込んで左足を振り抜くが、シュートは惜しくもクロスバーに直撃した。

 結局、90分間で決着がつかず、試合は延長戦に突入。延長戦に入ってもフランクフルトは積極的にプレスを仕掛け、チャンスを作り続けていく。115分、フランクフルトがt貴人の左サイドでFKのチャンスを得る。キッカーの堂安が蹴ったインスイングのボールを、ヨナタン・ブルカルトが押し込み、ゴールネットを揺らしたかに思えた。しかし、オフサイドの判定で得点とはならなかった。

 白熱した一戦は延長戦でもスコアが動かず、勝敗の行方はPK戦に委ねられる。ドルトムントの先攻で進むなか、フランクフルトの2人目を任された堂安のキックがゴール上に外れ、失敗。最後はドルトムントのGKコベルがフランクフルトの4人目シャイビのPKをストップし、ドルトムントが16強に進出した。

 フランクフルトは、11月1日に敵地で行われるブンデスリーガ第9節でハイデンハイムと対戦。ドルトムントは、10月31日に敵地での同第9節でアウクスブルクと対戦する。

【スコア】
フランクフルト 1-1(PK戦:2-4) ドルトムント

【得点者】
1-0 7分 アンスガー・クナウフ(フランクフルト)
1-1 48分 ユリアン・ブラント(ドルトムント)

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