3冠達成を目指すバイエルンの勢いが止まらない。ブンデスリーガ公式サイトが伝えた。
ヴァンサン・コンパニ体制の2シーズン目を迎えて熟成されたチームは、スーパーカップでシュトゥットガルトを下し、ブンデスリーガ開幕節ではライプツィヒを6-0で粉砕。前節はドルトムントとのデア・クラシカーを制し、今節も最下位ボルシアMGに危なげなく快勝を収め、クラブ史上2度目のリーグ戦開幕8連勝を達成した。
ボルシアMG戦ではハリー・ケインが今季2度目の無得点に終わったものの、17歳のレナート・カールがチャンピオンズリーグに続いてリーグ戦でも初得点を記録。クラブ史上3番目に若いブンデスリーガのスコアラーとなった。どこからでも得点が奪えるバイエルンの得失点差「+26」、総得点「30」は、いずれも第8節時点におけるリーグレコードだという。
また、チャンピオンズリーグでもチェルシーらを下すなどここまで3戦全勝。DFBポカール戦でも1回戦を突破しており、現在開幕から公式戦13連勝中だ。
データサイト『Opta』によると、欧州5大リーグで公式戦13連勝スタートを切ったのは、今季のバイエルンが史上2クラブ目。1992-93シーズンのミラン以来と並び、5大リーグの最長記録になるようだ。当時のミランは14試合目で引き分けたため、ミッドウィークのDFBポカール2回戦でケルンを下せば、バイエルンは偉大な記録を塗り替えることになる。近年はDFBポカール2回戦が鬼門となっているバイエルンだが、前人未到の“公式戦開幕14連勝”を達成することはできるのだろうか。
【ハイライト】ボルシアMGvsバイエルン
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