鈴木唯人が加入後初ゴール! フライブルクの取締役も称賛「適応は決して容易ではなかったが…」

 フライブルクの強化部門を統括するヨヘン・ザイアー取締役が23日、現地メディア『RTL』を通して、同クラブに所属する日本代表MF鈴木唯人の加入後公式戦初ゴールを祝福した。

 フライブルクは23日、ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第3節でユトレヒトと対戦。試合は20分、スルーパスで元ドイツ代表DFクリスティアン・ギュンターが左サイドを抜け出すと、マイナスへの折り返しに鈴木が反応。ダイレクトでゴールネットを揺らし、フライブルクが先手を取る。前半終了間際の45分には元イタリア代表FWヴィンチェンツォ・グリフォが、公式戦2試合連続となる直接フリーキックを沈めた。フライブルクは2点のリードを守り切り、今リーグフェーズで2勝目を記録し、ここまでの成績を2勝1分とした。

 ザイアー取締役は『RTL』を通して、鈴木の初ゴールに言及。「ユイトにとって素晴らしいことだね」と称賛しただけでなく、次のような言葉で、鈴木のこれまでの道のりを振り返るとともに、今後の活躍にも期待を寄せた。

「彼にとって、ブンデスリーガへの適応は決して容易なものではなかった。ただし、彼は学ぶ意欲を持ち、常に周囲の声に耳を傾けてきた。吸収力があり、批判を受け入れることもできる。きっと、これからも自ら道を切り開いていくだろう」

 鈴木は今夏、デンマーク・スーペルリーガ(同国1部)のブレンビーから、最大800万ユーロ(約14億円)と報じられた移籍金でフライブルクへ完全移籍加入。ブンデスリーガでは開幕から2戦続けて、トップ下のポジションでスタメン出場していたものの、チームが2連敗を喫したこともあって、以降はベンチが主戦場に。それでも、今月19日に行われたブンデスリーガ第7節フランクフルト戦(2-2)で64分からピッチに立ち、公式戦7試合ぶりの出場を果たすと、ユトレヒト戦ではスタメンに抜擢。フライブルク加入後、公式戦出場5試合目にして、待望の初ゴールを奪っていた。

【ハイライト動画】鈴木唯人はゴールシーン以外も好機に絡む

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