1990年代にNBAを沸かせたスーパースター、スコッティ・ピッペン(米国)が自身のインスタグラムを更新。バスケットボールのコートで打ったアイアンショットで見事にゴールを決めたシーンを動画で公開した。
ボールをセットしたのはセンターラインの後方。3ポイントラインの近くなので、ゴールまでは20メートルほどだろうか。打ち抜かれたボールはそのままダイレクトにゴール。
ピッペンは「アンチはこれを偽物と言うだろうね」と記し、この動画がAIによるものではないかとする意見が出ることを予見していた。
この投稿に米国男子ツアーの公式アカウントは「ディボットはとらないで」とコメントしたのをはじめ、「かっこいい!」「すごいショットだ」「アンチの事は気にしないで、最高だよ!」「これがAI? いや、これがスコッティだ」と絶賛する声が集中。
その一方で「AIなら何でもできるよ」「バウンドするボールがAI」と否定するコメントもあった。
ピッペンは1987年にドラフトでプロ入り。シカゴ・ブルズでは先輩のマイケル・ジョーダン(米国)に鍛えられ、才能をさらに伸ばしていった。90年代にはNBAを代表する選手として大活躍。ブルズを6回のNBAチャンピオンに導き、オールスターには7回出場。またアメリカ代表として2回の五輪で金メダルを獲得。96年には「NBA50周年記念オールタイムチーム」に選出され、2010年にはバスケットボールの殿堂入り。ブルズで背番号33は永久欠番となっている。
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