
<日本オープン 最終日◇19日◇日光カンツリー倶楽部(栃木県)◇7238ヤード・パー70>
ゴルファー日本一決定戦の最終ラウンドが終了した。27歳の片岡尚之がプレーオフ1ホール目で原敏之を下し、4年ぶりのツアー2勝目をメジャータイトルで飾った。
優勝した片岡は賞金4200万円に加えて、来季の「マスターズ」「全英オープン」の出場権を獲得した。
優勝インタビューでは涙ぐみながら、「やっと勝てた。ここまで頑張ってきて良かったです」と4年ぶりの勝利を喜んだ。マスターズ出場については、「本当に夢だったので、それがかなってすごくうれしい。ここから4月までしっかりと準備して、戦えるように頑張りたいです」とオーガスタに向けて意気込んだ。
敗れた34歳の原は念願のツアー初勝利が目前だったが、延長戦で涙をのんだ。トータル2アンダー・3位に石川遼、トータル1アンダー・4位タイには清水大成、河本力、桂川有人、小平智ら6人が入った。
昨年覇者の今平周吾、平田憲聖らはトータル3オーバー・17位タイ。金谷拓実はトータル4オーバー・23位タイで大会を終えた。