
<富士通レディース 最終日◇19日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6697ヤード・パー72>
富士通レディースは、木村彩子が後続に4打差をつける圧勝で幕を閉じた。
木村、高橋彩華、渡邉彩香の3人が首位に並んで迎えた最終日。木村が6バーディ・2ボギーの「68」をマークし、抜け出した。
優勝は2022年「アース・モンダミンカップ」以来で、ツアー通算2勝目。優勝インタビューでは「先輩達や若い子たちが活躍している年でもあったので、私も続きたいと思って試合に挑みました」と話した。
1995年生まれの木村は、同じ世代の選手たちからも刺激を受けている。「日本女子オープン」では堀琴音、「資生堂・JAL レディス」では永峰咲希、「NEC軽井沢72ゴルフ」では柏原明日架、そして「ソニー 日本女子プロ選手権」では金澤志奈と、同年代が次々に優勝を手にした。
「同級生で盛り上げていけるよう頑張ります」。“○○世代”という呼び名こそないものの、木村はこの流れに乗り、95年組の中心としてツアーをけん引していくつもりだ。