世界遺産に歴代覇者が集結 ゴルフ場外で初めてのチャンピオンズ・ディナー「栃木といえば東照宮」

<日本オープン 事前情報◇14日◇日光カンツリー倶楽部(栃木県)◇7238ヤード・パー70>

歴代チャンピオンたちの功績を末永く称えていきたいとう趣旨で2010年から始まった「チャピオンズ・ディナー」。03年以来2度目の開催となる日光カンツリー倶楽部(栃木県)が舞台の今年も、開幕を2日後に控えた14日に行われ、11人の歴代チャンピオンがチャンピオンズブレザーに身を包んで参加した。
今年の舞台はすごかった。例年はゴルフ場内のレストランや隣接するホテル等で行われてきたが、今年は初めてゴルフ場を飛び出して二部構成で開催。二部は日光市内のレストランでのディナーだが、フォトセッションとウェルカムドリンク(歓談)を行った一部は、世界遺産に登録される日光東照宮の客殿だった。日光東照宮献上酒の「陽明門」で乾杯を行った。

2014年、17年大会の覇者の池田勇太が今年の幹事。「日光といえば東照宮ということで、日光カンツリー倶楽部の松本典史理事長にお力添えをいただきました」と、初めてのディナー形式を実現させた。通算48勝で日本オープン4勝のレジェンド・中嶋常幸は「東照宮でこんなに奥(客殿)まで来たのは初めてだよ」と、いつもと違う様子に緊張感を高めていた。

ゲストとして出席した日光東照宮の稲葉久雄宮司があいさつ。「2003年10月に同じ日光で開催され、今年で2回目。前回は深堀圭一郎選手が最終日に7アンダー(64)で回り5打差から逆転優勝。大逆転劇を見せてくれました。記録と記憶に残る大会としていまも語り継がれています。それだけに今回の大会も前回に負けず劣らず熱戦を期待する地元ファンは多く、開幕を心待ちにしております」などと、出場する歴代チャンピオンに熱い戦いを期待した。(文・小高拓)

【出席した歴代チャンピオン】(カッコ内は優勝年)
青木功(1983年、1987年)
中嶋常幸(1985年、1986年、1990年、1991年)
田中秀道(1998年)
深堀圭一郎(2003年)
ベ・サンムン(2011年)
池田勇太(2014年、2017年)
小平智(2015年)
稲森佑貴(2018年、2020年)
蟬川泰果(2022年)
岩﨑亜久竜(2023年)
今平周吾(2024年)

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