「中央道の“左ルート”」3か月閉鎖へ! 2車線まるまる消滅の大工事で渋滞予測 この時期だけの“大胆ショートカット路”も出現!?

 NEXCO中日本は2025年10月6日、中央道の上野原IC~大月IC間の下り線にて、「左ルート」を閉鎖するリニューアル工事を来年1月から実施すると発表しました。

 2026年1月6日から3月31日まで(一部期間除く)のあいだ、下り線の左ルートを昼夜連続で閉鎖し、その途上にある「中野橋」の老朽化した床版(舗装が載る道路の床板部分)の取り替え工事を行います。

 同区間の下り線の一部は、右ルートと左ルートに分かれて計4車線が確保されていますが、2車線分がまるまる閉鎖。これに伴い3月7日、14日土曜の昼前に最大3km、通過に15分以上かかる渋滞が予測されています。

 左右ルートの分岐点近くには談合坂スマートICがあり、その一般道からの入口は通常、左ルートのみに接続しますが、左ルート閉鎖中は本線や分離帯を横断する形で右ルートへの接続路を確保します。

 ただし、2月から3月にかけての3連休および3月最終の土日については、左ルートの閉鎖を解除し、1車線規制とします。この規制時の渋滞は発生しない予測だそうです。

 今回閉鎖される下り線の左ルートは、1969年に開通した当初からの「下り線」で、下り線の右ルートはかつての「上り線」でした。交通量の増加に伴い拡幅が必要となったものの、トンネルの拡幅が難しいことから、上り線用に片側3車線の新道を建設し、従来の上り線を下り線に転用したのです。2003年までに完成したこの改良により、下り線は左右ルートに分かれるようになりましたが、計4車線が確保されました。

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