「世界最恐(?)クラスのLCC」が”振り切りすぎた”新サービス導入…なぜ? 確かに”今どき”だが

ヨーロッパのLCC「ライアンエア」が2025年11月12日より、搭乗券を100%デジタル化し、紙の搭乗券を完全廃止すると発表しました。

2025年11月12日より

 ヨーロッパのLCC(格安航空会社)、ライアンエアが2025年11月12日より、搭乗券を100%デジタル化し、紙の搭乗券を完全廃止すると発表しました。

 今後は、紙の搭乗券をダウンロードして印刷することができなくなり、代わりにチェックイン時に「myRyanair」アプリで生成されたデジタル搭乗券を使用して、フライトに搭乗する必要があるといいます。

「myRyanair」アプリは、同社の乗客の約80%がすでに利用しているとのことで、座席からのフードやドリンクの注文、搭乗ゲートの案内や遅延に関する情報提供などの機能も備えているとしています。

 ライアンエアはアイルランドを拠点とするヨーロッパ最大の航空会社グループであり、とにかく低運賃に振り切った航空会社として知られています。その一方で安い分ルールも厳格で乗り方に”コツ”がいるほか、座席なども快適性を重視していないことから、ごく一部では「最恐」の航空会社と呼ばれることもあります。

 多くの航空会社ではデジタル化後も、紙の搭乗券も利用できる冗長性をもたせる措置を講じていることがスタンダードであることが一般的です。そうした意味では今回のライアンエアの決定は、運賃やサービス同様”振り切った”ものといえそうです。

【えっ…これがライアンエアの座席&驚愕のSNS運用です】

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— Ryanair (@Ryanair) June 26, 2025

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