「ANA餃子」の凄さって? ゴッテリ派もサッパリ派も魅了する“激ウマ要素”…「冷凍で5400円」も納得の魅力とは

ANA国内線のドリンクメニューの“名物”「ビーフコンソメスープ」を用いた餃子が存在します。どのような味がするのか、食の好みが対極に近い2人で検証しました。

値段は5400円!

 ANA(全日空)国内線で提供されている「ビーフコンソメスープ」は、同社のドリンクメニューの“名物”のひとつです。同社の公式通販サイトでは、これを活かした斬新なメニューが販売されています。それが、ビーフコンソメスープと山形県産米沢牛のすじ肉を使ったオリジナル餃子です。どのような味なのか、実際に食べてみました。

「米沢牛すじ×ビーフコンソメ餃子」は40個入りで5400円。公式サイトには「開発チームにて複数の餃子メーカーを試食した中で選び抜かれた他にはない特徴的な“皮”」「一頭から僅かしかとれない“米沢牛の牛すじ”を提供いただいております」「通常スープでお召し上がりいただく際の約2.5倍の濃度で作り上げたものを使用しております」といった文字が並び、かなりのこだわりがうかがえます。

 今回は、嗜好の異なるAさん、Bさんにこのメニューを実食してもらいました。

 Aさんは「料理上手なサブカル好き、“映える”ものも好き」な女性、Bさんは「ラーメンは家系海苔増しにライス、もしくはマシマシ系こそ至高。ニンニクは多ければ多いほどいい」と豪語し、お肉と揚げ物、ビールをこよなく愛するハイカロリーラブな男性です。

 まずAさんは焼き餃子と水餃子両方にトライ。「焼き餃子は、タレが付いていませんが、このままで絶品の味わいです。焼き餃子はこれだけで勝負できる完成度となっており、カリッとした食感とジューシーな中身のコントラストは、まさにASMR(聴覚や視覚への刺激から来る心地よさに似た感覚)のような心地よさを演出してくれます」と話します。

 また水餃子は、コンソメスープディップをトライし「皮の食感をより感じることができ、コンソメスープに浸からせただけでも十分ですが、お好みのタレで食べ比べしてみるのも楽しみ方のひとつです」との感想でした。

「ハイカロリーラブ界隈」から見たANA餃子

 Bさんは焼き餃子にトライしました。ちなみに、調理はあまりうまくいかなかったようです。

 しかし、そのファーストインプレッションは「ウンメェ!ライスとビールが止まらないモチとしたもの。神ィ!」という上機嫌なコメントでした。

 その上で「厚めの皮がモチモチしていて、ガツンとくる肉の旨みと、ジューシーな肉汁を感じました。スーパーの冷凍餃子より遥かに“生感”のあるリッチな味がします。私の味覚が“ガチ濃い味しか勝たん”なのでそれが問題ですが、タレなしでもおいしいのがポイントかもしれません。特に餡は、高級肉まんのようなテイストすらあります」とコメントしています。

 ちなみに後日談ですが、Bさんは醤油とおろしニンニクとラー油をつけて食べたところ「完全に飛んだ。ライスとビールと合わせたら魔の三角ループができて、自動操縦で食べ続けてしまった。何合ご飯を食べたかは覚えていない。でも後悔はありません」と箸とビールが止まらなかったと明かしました。

※ ※ ※

 なお、料理を得意とするAさんは、調理方法のコツを「蒸し焼きする際に、添付のコンソメスープをお湯で溶かして入れると、より豊かな香りが立ち上がります。さらに美味しく仕上げるコツは、少し油多めにして”揚げ焼き”することです。そうすると、コンソメスープの部分が焼けてさらにカリカリになります」と話します。

 そして2名の被験者が共通して話したのが、「皮のクオリティの高さがスゴい」ということでした。

 ちなみにこの商品の販売を手掛ける全日空商事によると、餃子を開発したのは、「幅広い年代の男女問わず多くの方々に好まれ親しまれている餃子をANAオリジナルの商品として作り上げることで、ビーフコンソメファンのみなさんに満足していただけると考え」とのこと。アレンジレシピもあるそうで、「水餃子に白ネギタレ」「牛タンラー油に焼き餃子」「オリーブオイルに焼き餃子」などがあるとのことです。

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