「中国製旅客機」マジの“海外進出”可能性浮上か? ボーイング&エアバスも驚愕の強みとは 実現なら「初の外国航空」に

エアアジアグループのCEOが中国製旅客機「C919」の導入について「積極的に協議を行っている」と発言しました。この機はどのようなものなのでしょうか。

「737・A320」に仕様似すぎ?

 マレーシアを拠点とするLCC(格安航空会社)、エアアジアグループのCEO(最高経営責任者)であるトニー・フェルナンデス氏が、中国製旅客機「C919」の導入について「積極的に協議を行っている」と発言したと、海外メディアが報じています。報道によると、同氏はもし受注が実現した場合、エアアジアは中国の航空機メーカー「COMAC(中国商用飛機有限公司)」とこのような契約を締結する「初の外国航空会社」となるともしているようです。

 C919はCOMACが製造したモデルで、アメリカ・ボーイングの「737」やヨーロッパ・エアバスの「A320」に近しい、150席から200席級の機体です。2025年9月現在は中国の航空会社、そして同国と関係性の深い国をメインに運用されています。なお、この機は国際的な実用化に不可欠な、欧米の「型式証明」は取得していません。

 C919の強みは、737とA320と類似したスペックながら、2モデルと比べて安価に購入できるということ。米の航空会社から受注候補機として挙げられた例も存在します。さらに海外メディアの報道に対しトニー・フェルナンデス氏は「A320のパイロットは、最短1日でC919への移行訓練を完了できる可能性がある」と発言したとのことです。

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