米欧対抗戦を控えるデシャンボー ウォーカーカップ応援からチームディナーへ

2020、24年「全米オープン」覇者のブライソン・デシャンボー(米国)は、先週にカリフォルニア州モントレーのサイプレスポイント・クラブで開催された「ウォーカーカップ」(9月7日終了)の米国チームの応援に姿を現した。
「ウォーカーカップ」とは、米欧対抗戦「ライダーカップ」のアマチュア版とも言われており、大会では米国チームが英国(グレートブリテンとアイルランド)チームと対戦した。デシャンボーは15年のロイヤルリザム&セントアンズで開催されたウオーカーカップに出場している。

デシャンボーは、6日(土)の午後遅くにシングルスマッチで登場。翌日は午前のフォーサムと午後のシングルスが行われるなか、ロープ内を歩きながら観戦し、集まったギャラリーにサインや記念撮影にも気軽に応じた。

米国チームのスミス主将は大喜び。「ブライソンが来てくれたことはすごく大きい意味を持つ。彼は昨晩我々を奮い立たせるスピーチもしてくれた。僕たちのチームは本当に喜んですごく気持ちを高ぶらせてくれた」と話した。また、「まさか本当に来てくれるとは思わなかった」とチームメンバーもデシャンボーの登場を喜んだ。

デシャンボーはカリフォルニア州のコルビス出身。サイプレスポイントのあとには「ナパバレー」に向かい、火曜日の夜に行われるライダーカップ米国チームのディナーに参加するという。

今週、ナパバレーのシルベラード・リゾートで開催されるPGAツアーのフェデックスカップ・フォール初戦となる「プロコア選手権」には、スコッティ・シェフラー、コリン・モリカワ、ジャスティン・トーマスらの米国チーム12選手のうち10選手が出場。欠場するのはザンダー・シャウフェレだけで、デシャンボーはLIVゴルフを主戦場にするためPGAツアーには出場できない。

ウォーカーカップは、17対9で米国チームが圧勝で大会5連覇を達成。「2週後のライダーカップで戦うデシャンボーのモチベーションがさらにアップすれば」とウォーカーカップチームのオクラホマ州立大のブレストン・スタウト選手は願った。(文・武川玲子=米国在住)

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