スロバキアに完敗のドイツ、キミッヒがチームの“姿勢”に危機感「システムや戦術を議論する以前に…」

 ドイツ代表のMFヨシュア・キミッヒ(バイエルン)が、スロバキア代表戦を振り返った。4日、ドイツメディア『スカイ』が伝えている。

 FIFAワールドカップ26欧州予選・グループAの第1節が行われ、ドイツ代表は敵地でスロバキア代表と対戦。直近の公式戦で2連敗を喫しているなか欧州予選をスタートさせたドイツ代表は、前半終了間際の42分にダヴィド・ハンツコから先制点を奪われてしまう。後半立ち上がりの55分にも追加点を許すと、攻撃陣は最後まで沈黙。結局、試合は2-0で終了し、スロバキア代表がドイツ代表を撃破した。

 試合を振り返ったキミッヒは、記者から勝利への執念について問われ、「正直、どの時間帯にも見られなかった。試合の入り方を見てもわかる」とコメント。「開始1分で相手にコーナーキックと最初のチャンスを与えてしまった。あの時点で、私たちに必要なものがすべて欠けていると言わざるを得ない」と述べつつ、「システムや戦術、4バックだの3バックだのを議論する以前に、それは単純に姿勢の問題なんだ。そしてそれは過去数試合からの僕たちの問題でもある」とチームの精神的な課題を指摘している。

 また、「今ここで互いを批判し合うことが正しいアプローチだとは思わない。誰かを指差すのではなく、全員が『これでは足りなかった』と理解している。3日後には、もっと良いプレーを見せるチャンスがあるんだ」と説明。続けて「これまでW杯やトロフィーの話をたくさんしてきたが、その前にまず予選を戦わなければならないと僕は強調してきた。もし今日のようなパフォーマンスを続けるなら、間違いなく予選突破はできないだろう」と危機感を示した。

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