石川遼が困惑 富士桜で“なぜか”好発進「よくわからないです(笑)」

都市鉱山 なぜ有効活用できず?

<ロピア フジサンケイクラシック 初日◇4日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7424ヤード・パー70>

2009年から連覇を果たした好相性の舞台で、石川遼が首位と2打差の3アンダー・5位発進を決めた。

スタートホールの1番ではいきなりのピンチが訪れた。ティショットを左バンカーに入れると、セカンドもグリーン手前のバンカーへ。3メートルのパーパットを残したが、これを沈めてボギーを免れた。

「ああいうのが入る、入らないで流れっていうのはあるだろうなって思いますね」。その言葉通り、このパーセーブが流れを引き寄せた。

2番パー4は、グリーン右サイドのバンカー横に池が増設され難度が上がったホール。プレッシャーのかかる場面だったが、140ヤードを48度で放ち、およそ3メートルにつけてバーディ。勢いに乗った。

その後も5番パー4、8番パー5ではバンカーから1メートルにつけるショットでバーディを奪取。後半15番パー4では「右に外れた」と思ったパットがラインに乗り、望外のバーディとなった。フェアウェイキープ率は46.154%にとどまったが、要所でチャンスを決め切りスコアを伸ばした。

今シーズンはトップ10入りがまだない。それでも開幕戦や2週前の「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」で首位発進。さらに先週の「Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント」でも3位発進と、好スタートが続いている。しかし最終日まで持続できず、結果に結びついていないのが現状だ。

プロアマ戦では「ドライバーからパッティングまで全部」と課題を挙げていたが、「試合が始まるといいスタートが切れる。よくわからないです(笑)」と苦笑い。

先週は特にアプローチを課題に挙げていたが、この日は「グリーンに乗らない場面も多かったけれど、パーをしっかりセーブできた」と手応えを口にした。

「落ち着いて自分のゴルフをしたい」。今季初優勝へ、この流れを最後まで持続させたい。(文・齊藤啓介)