西村優菜が2カ月ぶりの予選通過 最後は2mのパーパットねじ込み「緊張しました…」

<CPKC女子オープン 2日目◇22日◇ミシサガG&CC(カナダ)◇6661ヤード・パー71>

先週の「スタンダード・ポートランドクラシック」で1カ月半ぶりに米国女子ツアーの舞台へ戻った西村優菜。この2日間をトータル1オーバー・62位で終え、米ツアーでは「KPMG全米女子プロ選手権」以来2カ月ぶりとなる、予選通過を果たした。
カットライン上で迎えた最終18番。10メートルのバーディパットは「蹴られてちょっと加速してしまった」と2メートルオーバー。週末行きがかかったしびれるパーパットが残った。

「緊張しました…(笑)。上りが残ってくれてよかった。残り3、4ホールはスライスラインが続いていたけど、最後はフックがきてくれて打ちやすかった」。沈めなければならないプレッシャーのなかでしっかりと決め、胸をなでおろした。

先週は、「ショットが良くなってきていて、『これで予選落ちか…』という感じだった」と1打及ばずに敗退。その要因を自己分析し、反省を生かした。「予選カットが見えたときに守りに入ってしまった。きょうは15番でバーディを獲ってからもバーディを狙ってプレーしていた」と胸を張る。

今季は突発的に出る右のミスに悩んでいたが、ショットも好感触。「ティショットは特に自信を持って打てているホールが多かった」と手応えも得ている。

週末の戦いは2カ月ぶり。「ひさしぶりなので、すごくうれしい。しっかり上を見て頑張りたい」。現在のポイントランキングは145位。来季の“準シード”とも呼ばれるカテゴリー入りを目指し、トップ100に入ることがターゲットとなる。残り2日間で少しでも順位を上げ、多くのポイントを獲得したい。

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