チェルシー退団濃厚のジャクソンに“恩師”率いるヴィラが関心?…バイエルンも接触か

 チェルシーに所属するセネガル代表FWニコラス・ジャクソンに対し複数のクラブが関心を寄せているようだ。21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 今夏の移籍市場では大型補強の傍ら、余剰戦力の売却にも力を入れているチェルシー。2023年夏にビジャレアルから加入し、ここまで公式戦通算81試合で30ゴール12アシストをマークしているジャクソンも、イングランド人FWリアム・デラップとブラジル代表FWジョアン・ペドロに加入によって序列が低下しており、現時点で売却候補の一人に数えられている。

 報道によると、アストン・ヴィラがジャクソンの獲得に興味を示しており、チェルシーと連絡を取り合っているという。アストン・ヴィラを率いるウナイ・エメリ監督は、ビジャレアル時代の教え子であるジャクソンを高く評価しており、両者は現在も良好な関係性を築いている模様。未だ大きな進展はないものの、選手側とは契約内容や条件に関する交渉を行なっているようだ。

 アストン・ヴィラはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の都合上、ジャクソンに対して6000万ユーロ(約103億円)を超える移籍金を支払うことが困難なため、レンタル移籍が現実的であるとも報じられている。

 しかし、ジャクソンに対して関心を寄せているのはアストン・ヴィラだけではないようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バイエルンとニューカッスルも獲得の可能性を探るべく、チェルシーと連絡を取り合っているとのこと。同選手は間違いなく今夏にチェルシーを退団する見込みとも指摘しており、今後も各クラブの動きに注目が集まることとなりそうだ。

 なお、チェルシーはフランス代表FWクリストファー・エンクンクの売却も検討している。

※記事内容に誤りがありましたので修正いたしました(8月22日16時50分)

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