石川遼らが首位発進「120点ですかね」 今季国内初参戦の金谷拓実は27位

<ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント 初日◇21日◇北海道ブルックスカントリークラブ(北海道)◇7286ヤード・パー72>

国内男子ツアー新規大会の第1ラウンドが終了。田中章太郎と石川遼が8アンダーで首位に立った。
田中はツアー未勝利の23歳。ジャンボこと尾崎将司が立ち上げたゴルフアカデミーの1期生で、今季は下部のACNツアー「太平洋クラブチャレンジトーナメント」で初優勝を挙げている。きょうは1イーグル・7バーディ・1ボギーの「64」をマークし、レギュラーでは初の首位発進を決めた。

「きょうは上がりホールが悔しかったので、明日は今日以上のゴルフを目指して伸ばしていきたいです」。バーディを量産したものの、最後はボギー締めに少し悔しさも残る。2日目に向けてさらにバーディを積み上げるつもりだ。

石川は8バーディ・ボギーなしのプレー。今季は、開幕から8試合に出場しているが、トップ10入りは無い。開幕戦「東建ホームメイトカップ」以来となる首位発進となり「120点ですかね」と自身も納得のプレーとなった。

グリーン上も「3パットは無かった」とうなずき、ショットはまだまだ課題は残すと話すが「縦のコントロール」が冴えた一日となった。球の打ち分け、特に縦距離の精度アップを今年の課題として取り組み、「それが結びついている」と手ごたえを口にした。

1打差の3位タイには、「リシャール・ミル チャリティトーナメント」、そして先週も3位に入る好調さを見せる古川龍之介、今季はこれが3試合目となるISPS所属の藤本佳則、篠優希らが並んだ。

さらに6アンダー・6位タイには今季メジャー2戦目を制した蟬川泰果、岩﨑亜久竜、大岩龍一らが続いた。

米ツアーを主戦場とする金谷拓実は、4バーディ・ボギーなしの27位。「ティショットがあまり良くなかったのでチャンスにつけることができませんでした」と振り返った。今季日本ツアーはこれが初めて。「楽しいですし、石川選手と一緒にプレーすると更に楽しいですね。また明日も2人で精進しながらいいプレーをしたいです」と笑顔を見せた。

同じく27位には、賞金ランキング1位の生源寺龍憲、ツアー史上最年少での予選通過を狙う13歳・福井誠ノ介らも続いた。

米ツアーを主戦場とする大西魁斗は2アンダー・55位タイ。2週連続優勝を狙う比嘉一貴は1オーバー・111位タイと出遅れた。今大会の賞金総額は2億1300万円。優勝者には4260万円が贈られる。

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