ボルシアMGのFW福田師王が武者修行か…ドイツ2部カールスルーエがレンタル移籍で交渉中

 ボルシアMGに所属するFW福田師王の獲得に、カールスルーエ(ドイツ2部)が興味を示しているようだ。19日、地元紙『バーディッシェ・ノイエステ・ナハリヒテン』が報じている。

 現在21歳の福田は、鹿児島県の神村学園高校卒業後、ボルシアMGに加入。それ以降はU-19やセカンドチーム(U-23)でプレーした後、2024年1月に正式にトップチーム昇格が発表された。しかし、昇格後は公式戦11試合の出場で1ゴールのみとトップチームでの壁に直面している。

 福田は今夏のプレシーズンマッチの初戦で、2得点を挙げるなどアピールしていたが、2025-26シーズンの公式戦初陣となるDFBポカール1回戦のSVアトラス・デルメンホルスト戦では招集外に。その試合後、ローランド・ヴィルクスSD(スポーツディレクター)が福田について言及。「彼は病気やケガだったわけではない」と発言すると、「彼にとって最善の策を検討しており、現在は交渉中である」と続け、移籍の可能性を示唆していた。

 報道によると、カールスルーエは福田の獲得に向け、レンタル移籍を巡り両クラブで交渉が進めているという。契約には買い取りオプションを含める案も検討されており、ボルシアMGは200万ユーロ(約3億円)を希望しているとのことだ。

 現在、2.ブンデスリーガで6位につけるカールスルーエは、昨シーズン限りで引退を表明した山田大記氏が2014年夏から2017年夏にかけて3年間プレーしたことでも知られる。2008-09シーズンにブンデスリーガからの降格を経験すると、2度の3部降格を経験しつつも、2部に返り咲き、昨シーズンは5位でシーズンを終えている。

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