
<スタンダード・ポートランドクラシック 最終日◇17日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6497ヤード・パー72>
米国女子ツアーの最終ラウンドが終了した。単独トップで出たツアールーキーの岩井明愛が、6バーディ・ボギーなしの「66」をマーク。トータル24アンダーで逃げ切り、初優勝を果たした。
前半は2バーディ・ボギーなしで回り、2位と2打差でサンデーバックナインへ。後半でもリズムを崩さず、11番、14番、17番でバーディを奪取。3打リードで最終18番を迎えると、2打目をきっちりとグリーンセンターへ。約4メートルからのバーディパットを沈めて勝利を決めると、ガッツポーズでギャラリーの大歓声に応えた。
妹の千怜は5月の「リビエラマヤオープン」で勝利を挙げており、明愛の優勝によってツアー史上初の双子優勝を成し遂げた。日本勢のツアーメンバーとしては、竹田麗央、西郷真央、千怜、山下美夢有に続く今季5人目の優勝者となった。
千怜は2イーグル・6バーディ・2ボギーの「64」をマーク。トータル19アンダー・3位タイに入った。同組で回った竹田麗央はトータル10アンダー・23位タイで終えた。
勝みなみはトータル7アンダー・38位タイ。渋野日向子はトータル2アンダー・61位タイ、吉田優利はトータル1オーバー・65位だった。
今大会の賞金総額は200万ドル(約2億9370万円)。優勝した明愛は30万ドル(約4405万円)を獲得した。